高菜からグンドルックを作ってみた。
グンドルックとは発酵させた青菜を乾燥させたネパールの保存食です。
昨年ネパールで教えてもらったグンドルックを日本で作ってみました。
ネパール人が大好きなグンドルック
高菜で作るのが一番美味しい!とのことだったので
植木鉢で高菜を育てるところからスタートしましたよ。
今回は種まきが遅すぎたて気温が低すぎで伸びが悪く収穫できたのが12月。
霜に当たって痛んだ葉が多く、大きめのザル1杯の収穫となってしまいました。
高菜栽培からスタートしたい人は10月下旬〜11月中旬に収穫できる様に種まきするのが良いです。
高菜の葉をきれいに洗い2−3cmくらいの幅にカットします
高菜を乾燥させます。
田舎ではシートや竹籠などに広げておくと野鳥に食べられてしまう為、
ネットを使用して乾燥させました。
少し水分を残すくらいの状態まで乾燥させます。
↓ ↓ ↓
このくらいまで乾燥させたら、軽く洗って絞り清潔な蓋付き瓶に入れます。
その後に熱湯を少し入れて蓋をします。
その後は日中は日光に当て毎日少し振り混ぜます。
5日くらい毎日お日様に当て瓶を振っていると、この様な色になってきます。
気温や量なので放置する日数が変わるのですが、
臭いで判断します。
最初は高菜の漬物の香りがほんのりするくらいですが、更に数日すると高菜の漬物の香りがします。
そのタイミングでもう一度干します
干すときは一つ一つ重ならない様に広げて干すのがコツです。
乾燥しやすいし使うときに使いやすいです。
乾燥させたら出来上がりです。
ネパールでは発酵させる日数も乾燥させる日数も決まっている訳ではなく、
量や天候などによっても変わるので臭いで判断していました。
しっかり乾燥させると1年くらいは保存できるとのことでした。
ネパールでは都心の人は家庭で作らず、店で乾燥させてグンドルックを購入する人が多いです。
ネパールではこれをスープにしたり、アチャールにしたりして食べますよ。
これを使ってスープやアチャールなど作ってみたいと思っています。
昨年ネパールで教えてもらったレシピはこちらです
野菜はカリフラワーでもブロッコリーでもできるそうですが、一番美味しいのは冬の高菜のグンドルックだそうです。
他の青菜でも作ってみたいと思っています。