ネパールのある土曜日
2010年7月23日 ネパール 土曜日
土曜日はネパールの休日
ネパール人の会社は土曜日はだいたいお休み。
1週間に一度のお休みが普通なんだそうです。
日本の会社では週休二日位が普通かな〜というと羨ましいと言いますが、彼らにはこの休みの他に大型連休のダサインやティハール。
この他にも民族ごとに色んなお祭りもあるし合計したら日本より絶対休みは多いと思います。
休みの日は工場の女の子達と遊ぶ様にしています。
毎回招待してくれるので仲の良い妹みたいな子の家庭のご両親やら兄弟まで家族構成も分かってきました
お肉やお魚は高価なのに毎回美味しいネパール料理を作ってくれます。
ネワール族は食べるのが大好き。
1日中親しい友達どうし家を行き来して食べたりTVを見たり女性ならではの会話をして過ごしている。
こんなに食べ続けるのか?という位、妹達は食べている。
そして笑っておシャベりしたり友人の持ってるアクセサリーを交換したり、ネイルや髪型を変えてみたり賑やかです
今日はスタッフのお姉さんの家に招待されました。
彼女は料理が上手。
美容室をやってるけどレストランでも開いたらいいんじゃないか?と思うくらいです。
マシュルームのマサラ炒め。
野菜カレー。
肉入りカレー。
豆のスープ。
お魚のマサラフライ
コリアンダー入りのアチャール。
今回は凄い豪華なダルバートになってました。
食べ方は豆のスープをご飯にかけて汁を含ませた米を捏ねる様にして頂きます。
私は手の使い方が下手で汁が多くなると食べにくくなるのでスプーンを使ってます。
普段のダルバートは豆のスープと野菜のカレー。野菜炒め。アチャール。時々、肉のがちょっと付く位です。
ここで一軒目訪問終了。
お昼ごはんを済ませて次の家へ移動です。
マイクロで移動しました。
次のお宅では。。。。
チキンチリ(日本の酢豚みたいなやつ)と
魚のフライ。
水牛の肉のモモ。
スープ。更に
エビセンやら
ファンタやコーラまで出されてひたすら食べました。
パシュパティナートへお参りに行くぞ〜!!って事になり連れていかれました。
徒歩でいける距離だったので参道をゾロゾロと、、、
迷子にならないように手をつないてもらって寺院へ
私は仏教徒なので入ってはいけない所は言って下さい。と伝えておいたのですが火葬場の脇を通って寺院入口でプジャに参加しました。
暗くなる前にプジャをまつ人がこんなに沢山。
目の前では最後のお別れをした人達が火葬されていて、
最後の瞬間が近い人が担架に乗せられて寺院に運ばれてくる。
川の水で顔を洗う人もいる。
お賽銭も上から降ってくるので拾い集める子供もいる
暗くなった頃にプジャが始まりタブラやエスラージやオルガンの音に合わせて儀式が進んでいくのですが踊り始める人も多く軽いトランス状態
皆で手拍子しながらシヴァ神にお祈りしました。
プジャが終わったのは8時過ぎ。
何とかとステイ先の姉さんと家に戻ったのが9時前でした。
この国にいると生と死が身近にあるし全てをみる事にもなる。
肉屋の前にはヤギが繋がれているし必要な時に肉になる。
行きに繋がれれいたヤギは帰りには解体されているし
力尽きた犬も道路で死んでる
人も亡くなれば燃えて灰になってガンガーに戻る。
日本は便利になったせいで見なくちゃいけない物や事を隠されてしまったのかな〜って思います
生きる事への執着やら今を受け入れて生きること。
皆、体験する事だけど体は単なる器なんだろう。
そんな事を考えてプジャパワーを体感した土曜日でした