毎日がキャンドルナイト
8月8日 ネパール
毎日がキャンドルナイトのネパール
1日8時間停電はまだまだ続きそうだ。
最悪の場合は帰国までこんな感じかもね〜。
でも考えてみたら1日12時間くらいの停電までは何とか仕事もできたので、今までよりはずっと良い。
夏にこんなコトになるとは思わなかったけど・・・
今回は手編み帽子をメインにしたので明かりがとれない時間は編めないけど7月上旬から進めているので何とか間に合うと思う。
早めにネパールに入ったのはラッキーだった。
ここでは水も電気も貴重だ。
8時間停電になってから発電機を使うのもコストがかかりすぎるし、バッテリーも4時間は持たない。
工場メインで充電しておかないと仕事にならないので夜は電気をやロウソクを節約して過ごしています。
明かりをとれる環境だけでも有り難い。
これからも電気と水不足は何年も続くと思う。
この国にいると日本でどれだけ自分達がエネルギーを消費しているのか思い知ることになる。
ロウソクやランタンの小さな灯りのもとで過ごしていると日本でエコだとか勿体無いとかリサイクルとか言う言葉がファッションみたいに感じちゃう。
そんな気分になってしまいます。
なんだかんだで先進国は物凄いエネルギーを使っているので自己嫌悪になっちゃう。
電気が無くて良い事は何だろう?とホームステイしていて考えてみる。
電気がないと灯りがとれる場所に家族が集まる。
共有する時間と場所が自然と出来上がっているな〜と感じます
便利〜便利〜と自分達が作ってしまった人と人とを遮断する壁ってそこら中にあるのかもしれない。
もちろん良いことも沢山あるだろうし、価値観も人それぞれ違うけど、個人的は日本はもうちょっと不便でもいいんじゃないか?とも思ってしまう事があります。