さらば中国

Yagibookネパールに生きるの著者八木澤くんの本が届いた

今回のテーマは経済発展の中にある中国の真の姿だった。
つい数ヶ月前に中国にいるのは知っていたのですが、取材していたそうです。

←画像はさらば中国の表紙

男性のもった旗には

私は生きる権利が欲しいと書いてあるそうです。

日本では見えない中国の姿や取材された内容はショックな事でもでもありましたが、伝える人がいなければそのまま消えていく事なんだろう。

ネパールに生きるを拝見した時も外国人が普通に滞在していない地域の切なく悲しい現状も良く分かり違うネパールを知ることができました。

中国では公害や汚染も酷いようです。

ネパールでも中国製品が沢山販売されています。

ネパール人の友人が中国製品の値段を見て

姉さん。中国ってなんでこんなに安く物が作れるの?
利益がなければ売らないんだから不思議なんだよ

中国の人はどうやって暮らしているのか?
ネパールでは材料も買えないよ
と呟いた事がある。

ネパールは物価が安いだろうと思うかもしれませんが
それほど安いわけでもありません。

物によっては東京で買ったほうが安い物も沢山あります。
今月東京にやってきたネパール人も驚いてました

私も数年前にカトマンズで10〜15Rs(16ー20円くらい)で中国人が売っていたミニライトやタッパーをみて、これを作っている人達はどんな環境に置かれているのか?と思った

現在カトマンズでは果物や野菜も中国製の物が沢山販売されています

コストを安く生産する為に保証もなく働いて命を失いかけている人達が沢山いる。

安く便利な中国製のグッズが日本でも沢山売られていますが、彼らが作った物を安く買うことができて私たちは恩恵をうけたけれど、彼らの失ったものはお金でも買えないものだったりする

環境破壊の部分ではとりかえしがつかないのではないかとも思う

なんだか今の日本で日本製を探すのが難しい状況となっていますが

この本を見てとても考えさせられました。

 

八木澤くんの本

 


写真録 さらば中国

 


ネパールに生きる 揺れる王国の人びと [ 八木澤高明 ]

 


ネパールに生きる―揺れる王国の人びと