Madhav Narayan festival (マダヴナラヤン )

Madhav Narayan

マーダ ナラーヤン/ マダヴナラヤン)

Madhav Narayanfestival  (マダヴナラヤン )と

Swasthani Brata Katha (スワスタニ)は

神Madhav Narayanと女神Swasthaniに捧げる1か月間づづく儀式です

Swasthani Brata Katha は

ヒンドゥー教の女神スワスタニとマダブナラヤン(シヴァ)の物語を

この1ヶ月間に毎晩家族が集まり1ストーリーづつ唱える儀式です

1ヶ月分のストーリーがあり毎晩1話唱えます

特に結婚した女性が配偶者の健康や豊かな生活を祈るために縁起が良いと考えられていて、既婚女性は旦那さんの為に、未婚の女性はよき人生のパートナーに恵まれる様に、男性は家族の為に、1か月間、日中は断食します。

(この儀式は望む人だけ行っているそうです)

断食期間中は夜だけ食事はとりますが、食べて良い物が決まっていて

食べて良いもの

ライス、ほうれん草、果物、ギー、チャク(ヨモリあにはいっる甘いアンコみたいなやつ)、塩の様な代用品があるそうでソレは食べて良いそうです。

食べてはいけないもの

塩、豆、ミルク、タマゴ、オイル、は食べてはいけない。

そして期間中は裸足で行うそうた。

乾燥して肌などアカギレした場合はギーを塗ってカバーするそうです。

晩ご飯の後も寺にいってお祈りして宿舎に戻って休む。

この繰り返しを一ヶ月間続ける。

サンク(ソスタニ)神様はとてもパワフルな神様で、

ネパール中から信仰する人が訪れるそうです。

儀式には参加していないけど参拝客も多い

遠くからやってくる儀式に参加する信者はこの一ヶ月間寺院の近くに滞在し毎日儀式を続けるそうです。

1日のスケジュールは

朝は聖なる川( sali nadi )沐浴し身体を清めスタート

その後に寺院の神様を巡り祈りをささげげます。

私が訪れた日(2020年の2月1日)は

この1ヶ月の間に一度行われるプジャの日であり、

夜間にサンク街中の全ての路地を男性信者は転がりながら祈祷し、

女性信者はマントラを唱えながら後を歩きます。

小さい町ですが町の全ての路地を4時間半ほどかけて終わったのが夜の10時過ぎまで続きました。

この晩の儀式の女性信者の服装は日中の赤いサリーと違う華やかな赤いサリーに着替えてのプジャとなります。

そして転がる男性の後をMadhav Narayanと唱えながら、

男性の後を一緒に歩きます

女性は聖なる川の水を水差しに入れて持って歩いていて、

転がる男性が動けなくなったりしたら、女性のもっている水挿しから聖なる川の水を振りかける。

そうすると神の力なのか再び回り始める力が得られるとのこと。

今までギブアップした人いないの?って尋ねたら、

神様のお水をかけたら元気になるからね

途中でやめた人は今までいないとの事でした。

数年前のネパール大地震で大きな被害のあった古都サンク

私の知り合いのネワール人のお宅も全壊してたので、

ネワール族の古い建築の家ではなく、鉄鋼入りの建物に建て替えられていました。現在も建築中のお家も多かったです。

残念だったのが現在ネワール族の古い建物はほとんど倒壊し残っていなかった。

でも保存できた古い窓枠などは再利用して建て替えてある建物もあり

以前のサンクの面影はところどころ残っていました。

またまだ手付かずで倒壊したままのお家もありました。

まだまだ復興途中の町も多いので道路はボロボロ

乾季なので砂埃が凄かった。

この日は多くのネパール人がサンクを訪れるので

訪れる人は朝一で行かないと大変ですよ。

パタンから17キロくらいの距離でしたが11時過ぎに出発し

サンクに着いたのは午後4時前でした。

今回はネワール人のお友達からきいた事を書いたので、正確な儀式の詳細などなど知りたい方は自分で調べてみてね。

お参りしてお布施してティカを自分で付ける時は必ず右手の薬指でして下さい。

そしてティカを他の人にする場合は右手の親指でつけます。

くれぐれも人差し指など使わない様に

調べても日本語サイトがなかったので参考になればと思い記録に残します。

おまけの画像、参道の出店