トンネル張り
農家のトンネルの張り方;見学しました♪
トンネル張りとは寒さ対策でもあり、
トンネル内の温度を上げて野菜の発育を良くする為にするそうです。
農園に伺った日はトンネルを張るって事だったので畑に同行(どうやって張るのかも興味があったし)これから暖かくなっていくので今日は穴あきのトンネル張りです
これで温度調節もしつつ寒さ対策も同時にできるそう)
弓(弓状の支柱)に合わせて上に張るビニールの中心を合わせます
弓が大きすぎるとビニールが浮き上がってしまうので弓もビニールの幅に合わせて設置してあります。
スタートするポイントはこんな風に纏めて黒丸くん(押さえ材)で固定
そしてここからが2人いないと厳しい作業です
ビニールシートの端を二人で持って弓の上にかけていきます。
(1ロール100m 巻きなので最初はかなり重い)
同じタイミングで進まないといけません
小林さんの所ではビニールが無駄にならないように(この畑では1列50mにしたそうです。畑の形状にもよるそうです
突風が吹くとこんな事になって大変です
せっかくキレイに乗っていたのに突風で飛ばされるビニール。。。
うわーーっ
飛ばされる〜〜〜中間でビニールを押さえるだけしか手伝いできませんでした(さっきまで無風だったのに突風って予測できないですよね)
気をとりなおして<u>ビニールの中心を合わせながらズレていないか確認していきます
ビニールの端は土で固定するので最低15cmづつは残してあります
最終地点も最初と同じようにクシュっと纏めて固定します
ここからが男の仕事
ビニールの両端に軽く土を盛ってシートを押さえていきます。
社長1人でリズミカルにシュパシュパと土をもっていく
(プロなのですんごく早いがトンネル1本につき両サイド2カ所。
本日2本なので土盛りだけでも200m)
かなりキツイと思うけどハイスピードで仕上げる社長さん
(見守る夫人と私。。。)
休んでなんかいられません。(冬は日が暮れるの早いし予報では天気が崩れちゃうらしいから)
次はビニールの外側にピンを刺していきます
まだまだ作業は続く
今度は刺したピンにヒモを引っかけながらジグザクにビニールの上にかけていきます。(風で飛ばされない様に固定です)
私は家に戻って考えてみましたよ
トンネルシート張り100m(50m2本)で本日この作業で1時間半くらい
2人で片側づつ効率よく動いても最低400mの移動距離&運動量
今はトンネル張りの機械もあるそうですが先行投資っていっても大きな物ほど小さな農家では有機農家では更に難しいだろう。
ファーム小林さんもそうですが無農薬無科学肥料で作ってる若者がこのの地域にも増えている
有機野菜って手間がかかるので仕事量も多いし楽な仕事では決してないけど、彼らをみていると今を生きてる<という印象をリアルに感じます。
十年後のシュパシュパ土盛り作業ってどうなってるだろうか?(つぶやいてしまいました)</p>
社長はいいましたよ
スピードは今の様にはね〜アハハっ
10年後にはこの夫婦は色んな事を学んで次の世代を育てるだろう。と思った私でした
この作業の翌日の夜から雪が2日間ふりましたよ(こんな状態です)
これからも農業のいろんな作業を見学してUPしますね(農業やってない人からの視点からになってしまいますが疑問に思った事は質問しつつ伝えたいです)
今回の質問
このピニールって1回で捨てちゃうの?
答え
これはかなり高額な資材なんですよ。
通常5年間は使うそうですが小林さんでは8年間は使いたいと思っているとの事。
その後はどうなるの?
マルチやビニールは1年に一度収集日に集められるそうだ
使用した農資材のたたみ方とかも決まっている
ただ1年に1度の回収なので保管場所が大変だとか。。。
農業廃材もリサイクルの時代</a>に入ったみたい再資源として利用できるように事業者が沢山増えたらいいですね。