保護猫のその後
今年の2月に捕獲してTNRした保護猫
捕まえた時は鼻水や目ヤニもあって長生きしないんじゃないか?と思ってお世話していたのですが、
今ではお腹の毛もシッカリ生えて元気になりました。
外で自由に過ごしていた数年間があるので家に入れるのは難しい。
庭に小屋を作ったら最近は寒いから毎晩小屋に入って寝るようになりました
日中は庭のどこかで過ごしていて抱っこはできないけど触れられるようになった。
健康になったと思ったら猫ニキビらしい症状が出ているので動物病院に連絡。
野良猫は診察しない病院もあるということで、TNRをすすめてくれた人の紹介で隣町へ連れていく事になりました。
症状について、どの位の診療費がかかるのか、電話でも丁寧な病院だったので安心。
さすがに暴れたり噛んだりして診察できる状態でない猫は難しいそうですが、
この猫は怖くなると固まってしまうタイプで私も今まで噛まれた事がない。
診療費もどのくらいなのか不安だったけど、負担できそうな金額だったのと、
今回は触らせてくれる状態なのでキャリーバックを借りてきた。
これから繁殖シーズンに入るので保護できる野良ちゃんがいて、
今後のことを考えている方はいながき動物病院さんで避妊手術をお願いしました。
手術後前後は1日づつキャリーバックの中に入れたままにして術後1日後にリリース。
私の場合は保護をすすめてくれた方がケージとキャリーも貸してくださいました。
傷跡ですが抜糸不要の溶ける糸を使用して縫合しているので、お腹の毛はツルツルでしたが傷は小さく目立たなかったです。
半年くらいは毛が生えてこなかったけど徐々に生えてきて10ヶ月後には普通に戻りましたよ。
自分の住んで居る市町村でTNR助成金も出るとこともあるので、悩んでる方はチェックしてみてくださいね。
協力病院のリスト
TNRというのは、
Trap(トラップ): 捕獲すること
Neuter(ニューター): 不妊手術のこと
Return(リターン): 猫を元の場所に戻す
の略です。
手術後の野良猫には、不妊手術済ということで目印が付いています。
目印とは耳の先端をV字や平らにカットしてあります。
これは再度不妊手術のために開腹されるリスクがあるので、猫を守るための処置でもあるそうです。
私が保護した猫はメスなので左耳をV字にカットしてあります。
大きく切るのは可哀想なので、獣医さんにお願いして刻みを小さめにお願いしました。
このマークがあると、保護団体さんや獣医さんは術後の猫とわかるそうです。
メス猫は左耳。
オス猫は右耳をカットすることになっているそうです。
身の回りに野良猫がいて耳の先端がカットされていたらサクラ耳(TNR)猫です
1代限りの命です。暖かく見守ってください