現在、日本にいます。

ネパールで大きな地震がありました。
仕事でネパールに行く事が多いので心配してくださっている方も多くおりますのでブログに投稿。
私は現在日本におります。
ネパールではまだ大きな地震がつづいていて、先ほどもM6.7の余震があったようです。
帽子工場はカトマンズの隣(パタン/ラリトプール郡)という場所にあります。
カトマンズと隣り合わせの場所でカトマンズにあるいて移動もできる距離です。
帽子工場とボタン工場はパタン(ラリトプール)にあり、工場の家族は無事だと連絡がとれました。
バクタプールや空港近くに住む工場の人も無事で家族や親戚が集まって安全な家を選んで寝泊まりしているようです。
タメルの近くのナヤバザール近辺の友人とトレッキングガイドの友人はまだ安否不明です。
今までエスニック服を十数年間作っていたビジネスパートナーのシバくんと連絡がとれないでおります。
服の工場関係者は実家が震源に近いゴルカ出身者が多く、村との連絡をとっているのだと思います。
タメルの近くのナヤバザールにはゴルカ出身の人が多くてカーゴオフィスの人もゴルカの人。
シバくんと同じ村の人。カーゴオフィスのスタッフも全員ゴルカ出身
トレッキングガイドの友人も同じ地区に住んでいるので、電源か携帯の中継地点が切れているのかもしれません。今までネパール日記を楽しみに応援してくださった皆様ご心配をおかけしてすみません。
彼らとも連絡がとれたら再度更新いたします。
shivaくんとは日本の震災後にネパールにも地震がくるかもしれないという話は現地で何度か話をしていて、
地震がきたらどうなるという事は既に伝えてあります。
昨年の夏には前より安全そうなアパートに引っ越しも終えています。
私自身も昨年の夏にシバくんの新しいアパートも見に行ってますし建物も新しいので無事だと思います。
これから何が必要なのかまだ現地との連絡がとれる状況ではないのでライフラインがもどりつつある時期に仕事の話はしようと思っています。
今は一人でも多くのネパールの皆さんが無事であることを祈っております。
パタンの友人によるとパタンのダルバールスクエアは一部倒壊していますが、街全体が崩壊したわけではなく広場の近所の友達はリンクロードの外の親戚の家にいるようです。
何かできることはありますか?という質問には現地の友人もまだ答えられない状況です。
私は先月、8月のネパール行きの航空券は購入しておりましたので、外国人が行って迷惑にならないと判断したらネパールに行く予定です。
まだ数ヶ月先ですがイベントの売り上げの一部と募金箱で集めたお金は全て現地に私が運びます。今の時点で何が必要かは現地の人も答えられる状況でなないので、ネパールの工場復興資金としてお預かりし3ヶ月後にネパール人にどこで使うかは決めてもらいます。
今は夏に仕事を運べるように日本でやるべきことはシッカリやります。
ネパールの事がきになりますが、29日からイベント出店もあります。
ネパールの手編みの帽子もっていきます。
追記:27日15:40
27日に服を一緒につくっていたシバくんと連絡がとれました。
カーゴマンも同じエリアに住んでいて彼も生きてるといっていました。
怪我もなく現在はナヤバザールの路上で寝てると連絡がとれました。
ナヤバザール近辺でも何軒かビルが崩れて死傷者もでたようです。
現在は携帯電話が一般の人にも普及していてよかった。
shivaのゴルカのご実家とも連絡がとれて無事を確認したようです。
田舎の家は全壊したようです。
落ちこむ余裕もないというか気がはっているのでしょう。
声は元気で疲れや様子もなく少し安心しました。
電話したらこんなに喜んでやる気になるのかと思うくらい元気な声になって今日は運良く電話がつながり安心しました、
携帯電話の電源とか今後の連絡が不安だったのですが、パン屋さんだか近所に発電機を使っているのかな?充電できる場所があり、この手の問題はないと言っていました。
ボタン工場の人はパタンですが工場が平屋でも危ないと感じているようで
彼らも同じく現在路上で寝てるといってました。
『外も悪くないよ。』って言うくらいの気力はあるようです。
これから政府がどこか寝る場所を確保してくれるのではないか?と皆さんまっているようです。
帽子工場の人の家族も仲の良いスタッフの人も、今のところ全員無事!
ほんと良かった。
幸いだったのは電話が比較的通じることでしょう。
停電も1日10時間とか慣れてる人たち、水は今までも水不足でなれてる。
燃料はプロパンガス。
数年前までは登山で使うようなシリンダーのコンロを皆さん使っていたのでサバイバルにはかなり強い。
病気だけは心配なので注意するように伝えました。
まだその日の過ごし方しか考えられないと思うので、まずは寝る場所を確保して落ち着き先がきまったら連絡ということになりました。
まだまだネパールの国全体の被害状況がわかっておらず、カトマンズ以外の町も大きな被害と死傷者がでているようです。少しでも多くの命が救われますように。