ネパールのシバ君の事

ネパールお仕事再生募金ですが、
パタンの帽子工場では世界各国の友達や取引先から多くの支援金をいただいております。
詳しくはネパール支援ブログにアップしています。
A-rueとエコロジーオンラインで集めている支援金は帽子工場に加算する予定です。
今まで集めた募金額についてはこちら
このほかにA-rueのエスニック衣料を13年共に作って下さったシバ君家族の住宅支援とゴルカの村の寄付金として一部を使わせていただきたいと考えています。
支援金の詳細は8月に帽子工場の社長さんと相談して決定し、ブログやSNSでお知らせします。
シバ君の家族はカトマンズで被災して今はカトマンズのアパートもゴルカの村の家もありません。
倒壊した家から取り出せた衣料品や日用品をもって屋外のビニールテントで暮らしています。
2年前に服の工場はやめましたが農業研修生として単身赴任で韓国にわたる準備をしていた時期に地震が発生しました。まだ研修生として出られる確約もなくカトマンズで屋外テント生活しています。
服工場の仕事も終えてしまったために現在は取引先つながりもなく、
村にも戻れず、家もなく、どしたら助けらえるか考えています。
現在もテント暮らしをしている人たちは、賃貸アパート暮らしで被災、村の家も被災して戻る場所がない人たちが殆どだと思います。
今はどこで寝ているの?食べ物はあるのか?
いろいろ気になって毎週電話しています。
彼らは屋外のビニールテント暮らしではありますが、夜はヒビが入った建物で直ぐに倒壊の可能性が低いと言われている場所に多くの人たちと寝泊まりしているそうです。
だたし余震がおきると皆さん飛び起きて外に避難という生活で建物の入口付近に集まって寝ているそうです。
雨風はしのげるとはいっても昼は外のテントの方が安全なの皆さん屋外生活中。
仕事については今の状況でできる仕事をやっているとの事でした。
現在、政府の考えている支援方法やルールが決まっていないので、
現状としては動くに動けない、どうしたら良いのか?という状況ですが、
出身地のゴルカの山間部の村には支援が入ってきていると言っていました。
そもそも日本のように政府がなんとかしてくれる避難所がない国なので
個人個人で出来る事はやっているそうですが、
やっぱり最初のステップは寝る場所。住む場所の確保が最優先だと思いました。
仮設住宅をたてるにもカトマンズに土地を持っていない人はビニールテントは建てられても、
本格的な仮設住宅を建てることができません。
移動する事が前提の仮のテントでの生活になります。
村の方が仮設住宅は建てやすいのかも知れません。
このままだと、シヴァ君家族には8月にテントを運ぶ事になりそうです。
あと2ヶ月なんとか頑張って欲しい。
同じ環境の方も多く、今後も10日に一度電話して無事を確認したいと思っています。
5月12日の大きな余震の恐怖は抜けきらず、
次に同じ規模の余震があればゴルカの村に戻りたいと言ってました。
子供の学校の事、村での生活を考えると仕事がないし、
嫁と子供二人は村に戻しても自分はカトマンズに残り仕事を探す予定らしい。
そう考えると、村の家もカトマンズの家もない屋外生活している人達にはファミリーテントがいいのかな?と思ってしまいました。
理想は現地で買えるもので支援が理想ですが建築資材も高騰しているようで、
日本で買う場合は丈夫で価値があるものを支援する方法がいいのでしょうね。
8月上旬までいろいろと話し合い支援方法を決めたいと思います。
A-rueではワッペン募金も継続中です。
私がもっているワッペンは全てお金にかえて支援金に回します。
結構おしゃれで可愛いワッペンなのでご協力いただけると嬉しいです。
ご注文はこちらからどうぞ:1個送料込み350円です

日本で始めたA-rueのロハス&農ファッション。
こちらのご注文時にネパールワッペン募金品をご購入いただけるケースが増えてきました。
ほかの商品とも同時にご注文いただけます。その場合は切手代分も募金とし加算されます。
すでにご支援いただいた皆様ありがとうございます!!
皆様の大きな支援に私たちは本当に感謝しております。
このまま8月まで募金を増やすために努力したいと思います
❤️ご協力のお願い❤️
今回ネパールおしごと再生募金にお協力いただいたのがエコロジーオンラインさんです。
毎日ポチッと押すだけで無料で応援支援できる方法もあります。
毎日思い出したらポチッっと支援していただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
エコロジーオンラインを応援しよう!ここからお入りください


追記:2015.6.1
5月30日、日本でも大きな地震がありましたが、
ネパールでも同日大きめの余震がありました。
その後のシバ君は少し落ち着いた様なので時間をとって電話しました。
今どこにいるの?というと、前に住んでいたアパートにいると言っていました。
倒壊したのではないか?というと、
一部倒壊していて壊れた部分をとりだして残ってる部屋に皆さん寝泊まりする様になったとの事でした。
だたし建物は亀裂も入っていて安全ではないので地震がきたら皆さん外で寝る生活を続けているそうです。
既に1ヶ月が経過し自分たちでできる事はそれぞれやっているようですが、
余震も続いていて外で寝るにも限外があり、マーケットでテントを探している様ですが見つからず
雨の日に余震があったらどうしよう、、、という状態だそうです。
昨日から1ヶ月ぶりに学校も始まったので子供は学校へ通い。
自分は日中仕事をしているとの事。
熟睡できない日々で寝不足そうでしたが、
しばらく同じ様な生活を続ける事になるので現在シバくんはテント希望という事でした。
理由は、寝泊まりしている建物が崩れる可能性もあると、
揺れると外で寝てるのですがビニールシートテントしかないので必要だとの事。
かなり疲れているようでしたが、起こった事にクヨクヨしないで前向きになれるネパール人の性格が強さになっているように感じました。