農ファッションを始めて考えさせられる事
復興デザインマルシェ2015(東京ミッドタウン)に出店させていただきました。
(写真は閉店前の5分前くらいなので人は少なくみえますが日中は人が多く店から離れられませんでした)
多くの方とお話することもできて楽しかったし嬉しい二日間でした!!
農ファッションといっても普段も着られるのでデザインなので、試着室がないのにワークパンツが大人気
ネットで販売中のパンツも完売のものが増えてきました。
別の反物で縫製した物もサンプルでもっていったのですが、そちらも予約いただき快調です。
今まで不安で押しつぶされそうな事もあったけど、すこしづつ認知されてリピーターの方も増えてきて嬉しです。農ファッションを初めた時の我町の縫製工場前社長さん。私の心の支えだった方で生きているうちに、ここまで定着してきたことを報告できなかったのが残念です。
今は現社長さんと社員さんに助けられてなんとか個人でもアパレル会社みたいな事が小規模でできている。こんな環境に感謝。小さな商いですが今後も続けていきたいと思います。
春になり農ファッションの取材が増えてきました。
今日は農ファッションを作るきっかけになったサンキュウ農園さんに行ってきました。
夏野菜の準備、日々の農作業の合間の貴重な時間にお時間をいただき農ファッションの取材にご協力いただきました。
農ファションから農家取材へと誘導できないものか?と思うのですが、取材内容によってファッションの比重が多くなると農家や農園の宣伝効果が少なくなってしまい、農作業の貴重な時間を割いてしまう結果になって申し訳けないと思うことが時々あります。
それでも快く受けてくださる知人の農家さんはありがたい。
取材時にお話を伺ってみると、メディアやテーマによりますが制約があり宣伝できる事も限られるらしい。
今月は考えさせられる事が2件続いて勉強になった。
どうやってブランド力を上げたらいいのか?とシビアに考えなくちゃいけないんだろうし、
限られた予算で展開するのにはアドバイスや要望に答えられない事もあるのです。
この4年間農ファッションのイメージを上げるのに自分なりに考えられることはやってみました。
顔を出すならリスク分の宣伝効果を求めてしまう。のんびり構えてられる余裕がないのが悲しいし悔しいです
普段暮らしながらプロの農作業姿も拝見しているので、かっこいい生産者を、農家のこだわりを、是非取材していただきたいと思う気持ちが日々増しています。
ファッションから農園を紹介できるように、今年は沢山記録も残してご協力いただいた農家さんに恩返ししたい。少しづつでも前進できるように頑張ります。
いつも応援してくださる皆様、お友達をご紹介いただいている皆様、私が気がついているケースは少ないかもしれませんが、見えないところで支えてくださっている気持ちは伝わっています。
これからもどうぞ宜しくお願いします。