バンダ終了
8月16日
友人の返金問題で昨日までは返金すると言っていた店のオーナーがお金を払わないと言う。
ちょっと半ギレ。。。
ネパールの男って昨日言った事を突然変えるのねっ、
なぜあの時<私が払う>と言ったの?というと
<言って無い>という、 ネパール人女性スタッフも困っている。
彼女に<彼は払うと言ったよね!>と聞くと<いいました>と答えるけど
それ以上なぜか言えないらしい。 もう呆れてしまった。
カーゴに言って説得できなければお金は戻らないというオーナー
私も自分の仕事の問題ではないし、
ネパール人女性の友人がこんなに困っていなければ私も助けないよ。
あなたも毎日言う事が違うし私の時間を使わないで!
イエスというべきでは無かったでしょ!私は自分の仕事キャンセルして来たのよ
ホントネパール女性スタッフが可哀想。
お金が絡むと人は変わるしネパール人女性が働くにはかなり性格が強くないとダメみたい
書類の不備は致命的、、、タメルで店を開くビジネスマンは手強い
彼女もかなりショックらしく<もうダメかもしれません。。。>と言ってうつむいたまま、、、、
<喧嘩しないで話を進めましょう>というオーナー
<何で私が喧嘩しなくちゃいけないの?
私が怒るのはあなたが私の時間を沢山使ったのと[イエス]とか[ノー]とか適当に言うからよ。
あなたが信用できないし私ならあなたと絶対取引しない。
日本で友人の会社にコピーを全て渡して貴方の言った事を話します。
後は勝手にやって下さい
日本人を呼べとか紙を見せろとか言うから時間作ったのに
返さないなら私は来週帰国するけど、その後何が起こっても私は知らないし、
助けてとか言わないでよね!私は関係ないんだから!と言うと少し動揺している
カーゴが悪いからといってカーゴから取ろうと言うので問題のカーゴオフィスに向かう。
以前のカーゴオーナーは会社を売って既にUSAに逃げてしまった。
書類では返さないと言われたら無理かもしれないと思ったけど
お店のオーナーも自分が払う事になると 困るので必死
最初は拒んでいたけど何とか話がついて返金となった。
今回は気が変わらないうちに小切手を切ってもらってネパール人女性スタッフに保管させた
<小切手は現金と交換じゃなければ手許から離してはいけない!>と彼女に伝える。
<お金が動いたら全て書類に書いてサインして貰うのよ。
お店の人を全て信じちゃだめだよ。信じたらあなたのリスクになるからね>
<何で?ネパール人なのにネパール人の僕を信じないんだ!>と言われたら
<日本人のボスに毎日FAXするからです。これが私の仕事>と言いなさいね。
来週は私も帰国します。手伝えるのは今週だけ。
小切手を現金に変えるまでちょっと心配だな
今回は私のトラブルでは無かったけれどカーゴの人や店の人とお話をしてかなりの事を学んだ。
私の使っているカーゴオフィスでも毎回質問をして、
友人の使ったトラブルカーゴでもさらに質問沢山したので
ネパール側のシステムがかなり理解できるようになった。
日々勉強だな〜って思う。
ネパールで生きるのもシステムがマトモじゃないので大変だ
変なルールが多い。私ももってネパールについて勉強しなくちゃ
人生に嫌な事はあっても無駄な事は無かったと思うのでした。
私も7年間喧嘩も沢山したし、いろいろあったけどスタッフに恵まれたなと感じる。
今日は不良品も無かった。
シルバー職人さんも頑張ってくれている。明日も工房に行く事になった。
急がないで綺麗に作って下さいね。汚かったら溶かして作り直しだよ〜
時間がなければ半年後に何とかしましょうと伝えると
<僕は仕事に戻らなくちゃ土曜日までに終わらせるよ!>と
かなり張り切っていて仕事に即戻りたいと言う。
今朝一番で材料費をshivaが工房に届けたので不安も消えたようだ。
今日のお金で銀を買いました!と見せてくれた。
銀は板やワイヤーになっていると思っていたけど、
粒粒の状態で売っていてそれを針金みたいにしたり板状にするのです。
銅や真鍮も試してみたかったけど私のデザインでは加工が難しいと断ったのに
本日はこっそりサンプルを作っていた職人さん。
お茶を飲む時間を惜しむネパール人を始めて見た。
この人。。。凄いかもっ
ちゃんと出来たら友人の会社の仕事も彼の工房に回して貰おうと思っている。
手作り仲間が沢山増えて嬉しいっ
明日は刻みのデザインを職人さんとデザインする予定。楽しみ〜
8月17日
朝から電話でFaxがきたらら小切手を取りにきてという催促
催促状をFAXしたのは良かったけど金額を間違えて集金にいって怒られる
<何で間違えるかな〜〜〜〜>っていうので
訂正して日本人がサインするから払ってと言うと、
<ブツブツ>いってる。
それなら自分で日本に電話していいなよ!
貴方が問題作ったんだからさ〜私かえるし〜自分の仕事と関係ないし〜
後で助けてとか一切いわないで欲しいし二度と関わりたく無い!とハッキリ言うと
即小切手を切った。最低な奴
友人は実はヤクザだとか適当に言っておいて良かった
私はこんな器の男と仕事しない。
ネパール人女性スタッフに即現金に変えてしまった方がいいので
小切手発行の銀行に彼女を連れていって別れる。後は換金して家に帰ればいい。
その後は検品作業。洗濯物ばかり。。。
そしてシルバー工房にいくと見せられる状態まで進んでいなかった
時間の無駄なのでホテルに戻って検品
8月18日
本日カーゴに運んで梱包するはずが洗濯してたり、今回も間に合わない
でも明日しないと到着日が変わってしまう
明日は帽子を全てチェックするのでshivaにはついていられない。
今日は金曜日支払いもあるので朝から銀行へいったり
HP使用の画像を撮ったり、検品したり、工房いったり忙しかった
朝5時に寝て朝8時に起きたの睡眠不足。
今日はまともに食べていないのに夜の7時にshivaがやってきて
部屋で梱包したいというので手伝う。
夜の9時になるから〜レストランが閉まったら今日は何も食べられないから急いで!!
その後、近所のレストランでダルバート。
ホテルに戻ると鉄柵にカギがかかって入れない。
まだ10時なんだけど。。。
ドアをコツコツやっても中が暗いので良く見えない。
携帯で電話したら気がつくかも〜とダイヤルしていたら開けてくれた
鉄柵の中の上の方に呼び鈴があった。ここを次回は押せという。
了解。しかし。。私の身長で外から手が届くのだろうか?
ちょっと不安
部屋で仕事の続きをしていると向のビルのクソ坊主がバンド練習
夜の11時からガンズのカバー曲練習スタート??
最初遠慮がちなドラム音が調子にのってきた頃に私の部屋のドアをあけようとする音が。。。
ロック錠部分が動いている。。。
柵も早く閉めるほどのセキュリティー なのに、これじゃ中にいる人って事?
トイレの電気をつけたら止まった?
少し時間をおいて右手にハサミを握って構えてドアを開けると
上にあがっていく外国人が<ハ〜イ>といって階段をのぼっていく
上には私の部屋と同じ位置に部屋が一つだけしかない。最上階に泊まる人が間違えるのかな?
疑問も残るけど通路の電気も消されていたので間違えたんだろう。
彼には私の握っていたハサミは彼に見えたのかしら?
彼はバンド練習の部屋の向い側の部屋に泊まっている様子
レセプションに文句を言いにいったのか?
その直後 <ホテルのオヤジが上の階から隣のビルに話しかけバンド練習は終了〜>なので
その外国人は寝ぼけて部屋を間違えたみたいで安心した。
騒音問題さえなければここに何年でもいられそうな居心地なのですが次回はどうなっているのか?
明日は帽子を一気に検品する。今日は少し眠る
8月19日
タクシーでパタンの工場に向かう。
今日はタクシーのドライバーがバンダだと言う
ガソリン代1Lにつき17ー18RSの値上げ<20%ちょっとの値上げ>となり
日本と変わらない金額となってしまった。
この国の物価や収入バランスを考えるとガソリン1Lが
日本人からみると1000〜1500円位に感じるのだろうか。。。
そう考えるとバンダする気持ちもわかるよ。
タクシーの運ちゃんは泣いちゃうよね
駐車料金はらったり 値上げしたら旅行者は怒る人もいるだろうし
大問題だもんね。
今日はバンダだからいつもは120Rsなのに170Rsとか言うし、
150RsでOKしてパタンに向かう。
車もバイクも多いのでバンダ?と思えなかったけど
リングロードでタイヤをやいて道路を封鎖してたのでバンダらしい。
そのまま工場でお仕事お仕事〜午前11時〜午後7時半まで働いた働いた〜
あ〜〜疲れた。
午後はリングロードは車は走ってないと午後に工場に入ったスタッフが言っていた
私はどうやってタメルに戻れば良いのか〜歩くしかないかな〜
暑いし雨が急にふるから自転車はやめたけど、ちょっと後悔。
夜まで仕事して様子をみてバイクで送ってもらった。
夜の7時半すぎのリンクロードは殆ど車が走っていなかったけど、
パタンからタメルに向かう道はいつもより交通量が少ないくらいで結構走ってました。
今回もまたまたコピー問題発生。。。今度は帽子
なんで私のHPから勝手に画像まで抜いてコピーしようとするかな〜
工場まで突止めているようでホント悪質で最悪です。
ネパール社会は以外と狭いので長くいると色々情報が入ってくるのです。
そっくりコピー依頼した日本人業者のあなたっ!
私のHPをチェックしているようなので今度も一言いいたい!
お願いっ、もうコピーしないで下さい!
イベントなどに出店していると露骨に編み方を裏返したりして見たりする人もいる。
目の前で編み方だけ見てる人の神経が本当にわからない。
趣味程度でコピーするのは許せるけど販売目的でコピーするのはどうなの?
物作りをしている方がコピーするのはとても悲しい事です。
甘いんだよ姉ちゃんよ〜って思われるかも知れないけど
コピーした奴は地獄に堕ちろ〜〜と思っちゃったりする小さい自分がいたりする。
またコピーされるかもしれないけど来年のデザインも始めないと、
前に進みしかないもんね。
今回も観光できなかった〜
来年の2月は近場の山にでもお父さんガイドといってこようかな〜
根性無しなのでハイキングにつきあってもらおうと計画中
明日は朝の7時から荷物を送る仕事。
ここ数日睡眠時間がかなり少ないので朝起きられるかしら。
8月20日
朝7時半にカーゴマンが部屋に荷物を取りにきた
今日も睡眠時間4時間。。。朝の顔も不機嫌、眠いしだるい。。。
こんな早くから荷物詰めて後で空港に運べないなんていわないよね〜〜〜
昨日はバンダでパタンからカーゴオフィスに荷物を運ぶのを断念したけど
今日の朝ならば。。。。。ってのが甘かった。
電話して聞くとそこら中に黒い煙りが上がっていてリングロードを渡れないという。
そして今日もバンダで車もバイクも走っていないとの事。
どうしよーー今日通関できないと到着日に空港で受取るのが難しくなる。
ホント胃がいたい。。。
カーゴに行くとカーゴオフィスのオーナーもパニック
凄い顔をして電話をかけまくっている。
2トンの荷物をオーストラリアに送るのですが今日送らないと指定日に届かないらしい。
到着予定日の翌日にセレモニーがあるらし<荷物が届かないと大変な事になる>というお客。
カーゴマン:<指定日に届かなかったら殺す〜ってお客が言うんだよ〜〜>とオーナーは言う。
私&SHIVA:<そうか〜今日までの命か〜最後まで悩んで死ぬのか?>と聞くと
カーゴマン:< 殺されそうになったら相打ちする覚悟>だというオーナー
私:<私は殺すまではしないけど何の為に深夜便で飛ぶのか理解して欲しいのよ。それに24日に届かないと一度家に戻って再び成田空港まで電車で往復4時間&通関作業したら1日潰れるのよ。電車代もかかるし何とかして〜〜〜殺さないから〜無駄な経費をかけたくないよ〜>と言う
カーゴマン:<明日の朝7時半に帽子を持ってきたら何とかなるかも知れない>と答えるオーナー
私:<明日が私の最終日だよ、帽子工場に電話して何とか早朝にバイクで運んで欲しい>とリクエストした
はあ〜明日のバンダはどうなるのか?
ラジオのニュースではなくなりそうな気配もするが明日になってみないとわからない
昨日の夜に私は歩いて帽子だけバイクに載せてもらえば良かったと後悔。
あーーー困ったーーーー眠れない
8月21日
あ〜〜石油の値上げが見直され値上げ中止となった。これでバンダ終了〜〜〜
今日は朝一番でパタンから帽子をはこび空港に運ぶ。
そして現在通関作業中〜〜〜
問題はこの二日間送れなかった荷物が集中するので、
乗せられないとヤバい。。。金曜日に受け取れないかも
現在確認中なのです。もう今回も疲れた〜〜
明日はバイクで空港にいかなくて良いのでホントよかったよ
明日はバンコクです