電気ちょーだいっ！！2008

今年も電気ちょーだーーーい！！と叫ぶ日がやってきた。

１日６時間の停電は楽勝だった工場ですが８時間になってからが大変

今日なんか停電時間じゃないのに電気が切れた。こんな日も多くなった

日中工場に殆ど電気がこなかった。

ミシンは足踏みミシンに繋ぎなおして縫っていた。

今日中に裁断を終えよう！とshivaと二人で裁断作業
自然光で頑張ってたのですが・・・

午後５時になればさ〜電気くるしさ〜
今はまだ肉眼でも見えるし！ってパンツを裁断。

その後はスカート裁断。

電気がキタ＝＝＝！！って思ったら２０分で最停電

真っ暗．．．．．．

ちょっと〜〜ちょっと〜〜〜電気ちょうだ〜〜い！！

ネパールの神様〜〜
いや電力会社！なんとかしろ〜コラ〜〜！！
 
 

叫んでも〜

涙しても・・・・
 
電気がくる気配無し

shiva：
全く毎日毎回。。こんな事やこんな布ばっかりで嫌になるぜ！

私：
怒ってはいけない。ナゼ？思ってもいけない。なぜならここはネパール
君が一番しっている〜

shiva：
ブフッ、ここはネパールです。

終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

懐中電灯で照らして残りをカット。
私達。。。何してるのかな〜shiva
 
頑張ってみたが午後６時になってギブアップ。
無理っ。電気は今日はこないわ〜解散〜〜

そのうえ何が大変って停電の上に、こんな布ばかり、

途中で継ぎ剥きだらけの布。
布を重ねていても変な所で継ぎはぎ部分が出てくる。
無駄が多い

写真を撮っておいた方がいいよ〜と

シヴァが指をさし問題の一部を撮影。

こんな部分は切り離して、新たに布を重ねていく。

このケースはまだ良い方で、穴やら糸の吊れよごれ、布の歪み。
こちらの方が厄介。

布を買う前に広げてはみるけど全部は広げてチェックできないので
開けてビックリ〜〜って事も多い

しかも返品できなかったりして〜
できる時もあるけど店によってカットした後は返品不可能

布を買うのもギャンブルであ〜る。

こんな出来事が普通で買わなくちゃならないのが腹が立つ。

こうなっってくると無地の布で作るとか、
ピンタックしてデザインするという企業の気持ちが良く分かる
 
そうしないと生産できない状況でもあるのです。

そしてそして・・・・更に・・・・
メガネマスターがカタールに４月から行く事になり今回でA-rue卒業。
これもショック。

あなた〜私をおいていかないで〜〜とインド映画の知ってる歌詞を歌ったら、
マスターがポップコーンを買ってくれたよ。５年間会えなくなる

私も悲しいけどご家族も寂しい思いをするだろう。

ソーイングマンは流れあるいている人が多い
今迄カトマンズにいてA-rue製作を続けてくれた事に感謝する。
私はとても恵まれていたよ〜〜マスタ〜〜〜

今を何とかしなければ

今をなんとか生き延びなくちゃ

まあ〜どうにもならないか〜！？って
笑ったり泣いたりのカトマンズ生活

花粉症なのか埃アレルギー？
今日は目がショボショボですわ