ネパールのボタン工場に手作りボタンをオーダーしました。
A-rueのロハス&農ファッションのボタンはネパールの手つくりボタンを使用しています。
今日はボタンをオーダーしました。
ネパール大地震からもうすぐ2ヶ月。
帽子工場、ボタン工場、以前一緒に服を作っていたshiva君達と連絡をとりあっています。
みなさん、余震にも慣れてきて日常を取り戻しつつある様です。
家を失った人は、アパートを借りたり、テント生活をまだ続けたり、
仮設住宅をたてたり、暫く村に帰省していたり、
家が残った人もヒビがが入った家の修理の事もあり、
それぞれ問題を抱えている方も多いけれど生活のリズムを取り戻す事により
前向きになれた人が増えた様に感じています。
私が関わっている工場は外国のお客様も多い工場なので仕事には恵まれていると思う。
外国からの仕事がとれたらネパールで仕事を続ける事ができます。
みなさん働ける状態になった人から工場に戻ったり、自分でできる仕事を始めている様です。
帽子工場でも本業は観光ガイドでオフシーズンに工場に出てきて働いている方もいらっしゃいます。
現在は雨季のオフシーズンですので観光業の本格的な復興は9月頃からになりそうですね。
先週からネパールも雨季に入りました。
ゴルカのシヴァ君の実家の村でも仮設住宅はできたという連絡があり安心しています。
仮設住宅といっても竹とトタンとシートで作った簡単なモノです。
雨風、野生動物とか昆虫とか蚊とか蛇etc、、、
屋外生活に近いので自然から身を守らなければならない。
A-rueは緊急支援はできなかったけれど、
考え方によっては被災者が落ち着いた頃に彼らが必要なモノを届けたり、
買ったり、運んだりできるのは良かったと思っています。
なかなか募金だけでは纏まった資金を集めるのが厳しく
ワッペン募金に頼りぎみでしたが寄付していただく方もいらっしゃって嬉しいです。
現地で必要になるモノは日々変化しますのでギリギリまって物資を買うのか、
住居支援としてお金を渡すのか、寄付先の被災者の意見をきいて現地で配分したいと思います。
ちなみに『今のところ何が必要かな?』ってシヴァ君にきいてみたら、まだテントが欲しいといっていた。
いま住んでいるカトマンズのアパートもヒビが入っているのですが、
また大きな余震があれば屋外生活に戻る事になるがテントがない。
ゴルカの村に帰省しても家がないならテントを持参なら寝泊まりできるという事だろう。
海外にいるネパール人の友達は、私がネパールに行く時に質の良い懐中電灯を家族に持っていって欲しいとか、
ランタンがほしいとか現時点でのリクエストもあります。
どちらにしても仮設住宅から家の再建はお金に余裕がある人以外は非常に厳しいと思うので、
生活用品支援もなるべくゴミにならないように質の良い丈夫なモノを相談して選ぼうと思っています。
ネパールのニュースも減ってきて厳しい状況ではありますが、コツコツと義援金集めとワッペン募金も続けています。
8月中旬には必要なモノが変わっているとは思いますが、
支援したいモノではなく、現地の人が必要なモノや資金に義援金を役立てます。
ご寄付いただいた方、ワッペンを買っていただいた方、皆さまありがとうございます!!
引き続き宜しくお願いします。