いばらきデザインフェア 2014-2015

2015年1月24〜25日までいばらきデザインフェアーが茨城県笠間市で開催されます。
こちらの会場(笠間陶芸美術館)でセレクション10周年を迎えいばらきデザインセレクションを受賞した商品やプロジェクト等の展示があります。
A-rueは作業用の帽子を展示して頂くことになりましたよ(^ー^)
私は会場に伺えませんが、笠間におでかけ予定の方はおたちよりくださいね🎶
農業ファッション
トークイベント等も企画されていますので詳細は茨城デザインセンターさんのサイトでご確認ください。
農業ファッション
ここからはA-rueに興味がある方は読んでね
なぜいばらきデザインセレクショングッドデザイン賞に応募したのかというのは理由がありました。
農ファッションのデザインを始めてから考えさせられる事が沢山あります。
A-rueの農ファッションを無料提供してほしいという団体や企業が多くあったこと。
話題にするので無料提供してというお問い合わせが多かったんです
一人ではなくグループ人数名分の商品を無料でほしい etc,,,,
コラボで何かつくりたいけど製作資金は全部だしてほしい。
こういう問い合わせは全てお断りさせていただきました。
つまり無料なら欲しいけどお金をはらう価値はない。
デザインを評価してくださったな団体さんやお客様は購入してくださっている。
悪気はないんだろうけど、正直悲しい気持ちにもなった。
作業服ってそんな価値でしかないのかと、、、
宣伝だと思えばと思う方もいらっしゃると思うけれど、デザインには時間をかけて作り上げる労力が必要だ。
デザインして図面をひき、試作品を何度かつくり、製品化しています。
最初は一人で縫っていたけど、今は町の縫製工場の方に協力していただいている。
これはビジネスとしての協力であって無料ではない。
職人さんたちにも生活もあるし1日にプロでも縫える枚数に限界があるのです。
工場の社長さんと工賃を決めるときにあなたなら何枚1日に縫える?って聞かれたことがある。
まあ自分で図面を引いてサンプルを作ってるからプロでも縫える枚数はわかります。
どのくらいで出来ます?どのくらいなら市場に出せるかな?
そんな話をしながら縫製工場の社長さんは私が続けられるようにと相談にのってくれたり協力してくださいました。
縫製工場さんや布問屋さんも個人で運営しているので負担がかからないように気を使ってくださるし、見守ってくださる業者さんにも助けられていると感じています。本当に感謝している。
形に見えない部分の価値、アイデアやデザインにかかる時間や労力って数字にしたり価値観を表現するって難しいな〜って思う。
企業でデザインしていた時より個人でやっていると全部自分が関わるのでダイレクトにわかるので興味深いです。
グッドデザイン賞いばらきデザインセレクションの賞をいただいてからデザインに興味がある方に出会えるチャンスが増えました。今回も展示していただけるのは嬉しいしありがたいです。
作業服というジャンルで新しい流れがあってもいいと思うんです。
働く時間にきる服が1日の中で長く着る服であり、楽しんでお洒落していただきたいと思うからです。
まだまだ力不足だと思うし、ミスすることもありますが、
ブランド力をつけて購入したいと思ってもらえる様になりたいな〜
こんな思いもあって目に見えて分かり易い方法はないか?と応募したのでした。
始めた当初は農業でファッションだと??って思った方も多かったけど、最近はなんとなく印象が変わってきた感じがします。
作業着メーカーさんはとても優秀な企業が多い。
私は大企業とは戦えませんのでアイデアとデザインを形にして違うアピール方法で続けたいと思っています。
最後まで読んでくれた皆さんありがとうございます(^ー^)
農業ファッション
写真はイメージを伝えやすいので今年は沢山撮影したいと思っています。