質を維持するには。。。
販売用のエコバッグのお直しをしている。
パイピングで強度を増したはずなんですが、
縫い代がなんでこんなに少なくなってるんだろうか?
図面も縫い代付きでカットしたんだけどな〜
カットする時も一緒にいたしサンプルも完璧だったのですが
引っ張っても問題ないけれど納得できないので結局縫い直し
ネパールでの最初のサンプルはちゃんとできるから理解したと思っても駄目な事もあり、数分間に一度チェックしないと駄目なのだろうか?
はやり布系の物は新しい工場では無理だ
10年前よりはマシだけど検品にとられる時間は10年前と同じ位になった
帽子工場は10年同じなので編むまではOK。
メンバーも決まっているし問題なし!
完成度も10年間でかなり上がった。
しかし、、、
飾り付けとかタグ付け、糸の始末等、、
最終仕上げに問題がある
工場が10年間で大きくなりすぎたようだ。
検品や飾りつけ担当のスタッフが新しく増えるので流れ作業になるのですが
ただ糸を切るひと。
お花をくっつける人。
ラベルを取り付ける人。
と流れていくのですが問題が多く出てくるようになってしまった。
理解した人がリーダーとして動くんだけど教えられないしチェックできない状態になりつつある。
花がついていればいいんだ。
(場所がずれでも次の行程へ飛ばす)
ラベルがまがってもついてるし。
(まあ〜ついてるし〜色がちがっててもいいし〜半分縫ってあるからいいか〜)
ボタンホールもボタンが通らないくらい小さい
(いちおう穴あいてるし〜ボタンの位置もちがっていても無理矢理パック)
最終段階でとんでもない問題が出てくるようになった。
最終パックの部門のスタッフはあまり増えていないのですが
パックだけに集中するようになってしまった。
疑問に思う時間もなくなったのかな?
サイズも編み上がりも完璧になったのに
その後の簡単な行程で質が下がってしまうのが残念でならない
結局自分で全部直しているので帰国して2週間近くお直ししている。
向こうで直せば?と思うかもしれませんが、通関直前まで作っているので全部チェックできない
滞在時間が1ヶ月間では少ないのかもしれないな
お直ししながら 次回は。。。。
検品とかボタン付けとかデコレーション部門の新しく入ったスタッフに最初から教えなければならないと思った。
しかも同じ人に同じデザインを担当してもらう必要がある。
ボタンホールとはなにか?とか
ボタンホールにあった位置にボタンをつける。
位置も決まってるよ〜サンプルみようね〜
ボタンをつける糸は同じ色を使う。
糸の処理方法。
ギリギリでカットしないで編み込むこと。
なんでデコレーションの指定位置の印があるのか。
これはコノ場所につける。
これがルールとか・・・
ストレッチ素材はノビを考えて裏地をつけるとか。
何で?4回もお直ししながら教えて忘れるんだろうか?
工場で過ごす時間は長いが1人で全て動かすことはできない
次回は帽子工場の社長に相談する必要がある。
大きくなるのは良いことだけど質がおちていくのは問題だと思う
どうやってお直し作業を減らしていこうか、
お直ししながら考え込んでしまったわ
今後の課題も多いけど気が付いた事はメモして次回は完璧にできるようにしなくてはっ
商品に関しては完璧な物を販売するのでご安心下さい
今日は早めに寝る。明日一気に縫います〜〜〜