日本で続けるという事
今月はイベント出店も多くエスニック部門の帽子中心で広告活動してます。
クラフト系のイベントにお声がけ頂き出店しているのですが、今年になって随分とアパレル業界が厳しい様に感じます。
私は日本でロハス&農ファッション部門を農ファッション小物から始めようと思ったのはエスニック部門で海外で生産しているからでもありますが、
今、日本で始めないと失うモノが大きいような気がしたんです。
日本の縫製工場さんの職人さんたち話しているとそう思います。</p>
ファストファッションが流行って値段と商品のバランスをみてお得だと思うモノが町中に溢れています。
安さに慣れてしまった消費者は作っている誰かの事、資源の事を忘れて、これで出来るモノだとインプットされてしまった。
ネパールにいたから感じることですが今まで先進国という立場で恩恵を受けた事も多かったけど、これも長くは続かないというか、、、
ネパールにいても想像以上のスピードで消費するする文化が進んでいる。中国もインドも同じかそれ以上のスピードなので色んなモノが足りなくなるんだろうな〜
素材資源も国内消費になるだろうし綿やウールの価格もここ3年でかなり上がっている。
人件費が安いといって、ストライキの連発だし実際にそうしないと生きていけない人達が沢山いる。これから色んな意味で色んな事の幅も広がりそう。</p>
エスニック部門は11年間でできた絆や信頼関係。お客様に支えられこれからも手工芸品で今後もネパールで継続する。
服に関してはもっと質の良いものを作りたくなった。農&ロハスファッション部門でエプロンを日本で生産する所から始めている。
リサーチでいろんなお店を回って思った事だけど、日本の縫製会社。特に服を作っていた工場のコダワリや技術やプライドって商品に現れると思った。</p>
マニアックといえばマニアックな世界ですが、これが差別化という事なのかもしれない。
地域の技術と生産物を絡めながら発信していきたいと思っています。
まだまだ本格的ではありませんが、軸をしっかりとバランスを大切にススメて行きたいと思います。