機械が作るわけでも転がすわけでもないのに、、、
この仕事を始めて11年
私はフェアトレードとか仕入れをしようと思って始めたんじゃないんです。
自分で服を作っていてデザインイベントに出店したのが11年前
取扱いたい!と言って下さるお店が5店舗もついてしまった。
一人で縫うのも限界があり日本の工場では相手にされない規模だし
資金も僅かしかなかった
図面とサンプルを持って飛行機に飛び乗ったそれが11年前だった
日本では継続する事ができなかったし助けもえられなかったから、、
そんな時に一緒に自分の作りたい物を商品として世に出す為、私に力を貸してくれたのがネパールの人達だった。
純粋に自分のデザインした物を世に出したいという事からのスタートだった。私には助けが必要でネパールが仕事場となった。
出来ないとか無理とか理由をつけて逃げたくない
駄目なら探しに行こう!自分が動けばいいんだ。
どんな場所でも自分がいけば自分の物はつくれる。
今ではネパールは第2の祖国と言えるほどネパールを
ネパールの友人達を愛している。
ネパールの人達は道具や機械じゃない。
人が作っている。
愛情や信頼関係がなければ作れない物がある。
A-rueをスタートした後にフェアートレードという言葉も知ったし
取材を受けるようになった。
フェアートレードだからというライターさんには
取材前にフェアートレードを始めたいとスタートしていないという事
フェアートレードについてもライターさんから教えてもらったくらいだ
自分のやっている事は全てお話ししている。
その為にインターネットを使っている
その後に取材するのか?
掲載するのか?は出版社さんにお任せしている。
出版社さんの名誉にも関わる事なのでハッキリ言いたい
私が金銭を支払って掲載して頂いた事は一度もない。
こういう方法もあるという事で取材され掲載されたんだと思う。
だからライターさんには取材前に
この事は伝えてからスタートする取材となっている
取材後の判断は私がする事ではない
イベントに出店しても
仕入れなんでしょ?
フェアートレードですよね?という人がいる
私はバックグラウンドを隠して
イベントに応募し出店した事は一度も無い
どんな方法で作っているかは申込書にも書いているし、
サイトに表記しているし日記も書いている。
デザインも図面もサンプル縫いも自分でやってるし
絵をかいたからやって〜っておまかせ制作方法はとっていない
この11年間泣いたり笑ったり喧嘩したりして築いた信頼関係と育った技術が今まで続けられた強さだったと思う
どこで線を引くかというのは選ぶ人であったり買う人の判断だと思う
仕入れという言葉がどの様な意味を持つのかは人によって違うのかもしれない。単なる仕入れというなら現地で自分の目で見てもらいたい。物を作る人であれば理解してもらえると思う。
仕入れ業者さんであってもそれなりのリスクや苦労がある
継続して関わった人達の生活の糧となる仕事を運んでいる。個人のリスクだ。簡単な事じゃないと私は思う。私は素敵な業者さんも沢山みてきた。
だから私はネットで発信しながら日々過ごしている
現場で私がどんな風に過ごしているのか見ていないのに陰で批判されたくない。
フェアーじゃないでしょ。
過去にも同じ事が一度だけあったからネットでクリアーに発信しているつもり
現場に行って自分の目で私が何をやって過ごしているのか、ネパールのスタッフにも聞いてほしい。(出店するのかしないのか?の判断は私がする事ではないし、そんな立場でもないです)
今後も色んな疑問もでてくるかもしれないから、
一度自分の気持ちを正直に伝えたいと思う。
フェアートレードって何?
手作りってなに?
自分の使っている物は機械が全て作ったの?
ビースやパーツをつなげたとしたら手作りとなるの?
糸や布やパーツから作っているの?
手作り/クラフト/フェアートレード
正直私はどうして良いかわからないんです。
枠を決めるのは自分ではないから
私が出来る事は今の状態を発信して伝える事しかできないです
物を作る事と売る事は同じ次元の作業ではないから。
これが自分のスタイルであって、
支えてくれたり協力してくれた人達のおかげで今の自分がいるし、新しい道ができると思っている。
私は趣味で物を作っている訳ではない。
仕事としても成立させて継続させたいと思っている。
理由をつけて逃げたくない。
駄目なら自分を受け入れてくれる場所を探すしかないし
私は飛んでいくよ
今年はロハスファッションを日本でスタートさせる
A-rueが企業と思っている人がいるかもしれないけど、
何のスポンサーもなく最初の数年間はバイトしながら継続させてここまできた。
だから取材にきてもライターが驚く
一人でここまでやるの?って。。。
仕入れた物をそのまま動かしてると思う人もいるかもしれない、
仕入れだったらどれだけ楽かと思う。
日本でスタートする事になった企画も
地域の協力がなかったらできなかった事でもある。
最初は大丈夫なのかと思っていた人達も
今は私を応援してくれるようになった。
厳しい道のりと分かっているのに、
最初に賛同して協力してくれた人達に感謝している。
景気が良い時に助ける人は多いけど、厳しい時に最初から手を差し伸べる人は内面を見てくれるから期待に応えたいし成功させる為に全力を注いでいる
絶対成功させたい
出来あがったら受け入れてくれる場所やイベントを探す
待っているだけはしたくない。
自分が動いて発信する
言葉だけじゃなくて行動して結果を出す
そうしないと他の人の理解も得られないと思うから
これが私の正直な気持ちであって
方法でもあります。
押し付けたりする事はありません
ネットは言葉の一方的な発信になってしまい、私の発する言葉も強く感じるかもしれない。もっと調子良くいけばいいのに〜って言われる事もあるけど性分は変えられない。
こんなA-rueを支えてくれたり、応援してくれる人達にありがとうといいたい
お会いしたい事のある人もいればインターネットで繋がっている人もいる
いつかお会いするのを楽しみに制作しつつ色んな所にも出店して実際に手に取った人と話したいな〜
今日も前だけみて進みます
物が一人で動きだすようにパワーをいれるのが私のライフワークかも